この度、国際芸術祭「あいち」芸術大学連携プロジェクトとして「境界の隙間で Gap in boundary」を開催します。本企画展は、絵画技法・シルクスクリーン技法の方法や特性によって、通常制作工程の中で省かれたり見えなくなってしまう「こと」や「もの」にフォーカスし、それぞれの特性を生かしながら平面作品を制作する3名の作家による展覧会です。
オイルの滲みによって時間を内包する絵画を制作する 藤原木乃実
油絵具の垂れやズレによってイメージを浮かび上がらせる 手塚好江
版を重ねてそのズレを可視化する版表現を試みる つづきりょうこ
愛知を拠点として絵画や版画制作を行う3名の展覧会は、アートラボの特殊な空間を活用し、それぞれの表現の中にある「境界の溶化」を目指した絵画作品群を配置展示する予定です。
【アートラボウェブサイト】
https://aichitriennale.jp/ala/
主催:愛知県公立大学法人 愛知県立芸術大学、国際芸術祭「あいち」組織委員会
助成:文化庁