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会場は7つの章に分けられ、それぞれの作家の作品と背景にある物語を紡いでいく形で展開します。
展覧会タイトルの「etc…」は、英語で「など」を⽰す「etc.」と、⽇本語の⽂章で余韻や関連する語をつなぐときに使⽤される「…」を組み合わせた⾔葉で、多様なバックグラウンドを持つ作家をつなぐという意味を持っています。
偶然の重なりで出会った 7 名にとって、なぜアートが必要なのか、⼈間にとって根源的な表現という⾏為から何を受け取るのか。様々な物語の交錯から新しいインスピレーション/価値観が⽣まれることを願います。
アーティストプロフィール
イ・ドンミン|Lee Dongmin
2002 年、韓国ギョンギド⽣まれ。京都府在住。京都精華⼤学芸術学部⽴体造形専攻 3 回⽣在籍。
将来作家になるなら様々な経験をして、⾃分の作品に⼊れたいと考え留学を決意。⾃分に合う素材を⽤いて⾃由にオブジェを作りたいと思い、多様な素材に挑戦出来る⽴体造形を選んだ。現在、型取りの過程を取り⼊れた表現に挑戦。
鈴⽊⼤⼭|Suzuki Taizan
1998 年、⾹川県⽣まれ。京都府在住。2017 年に京都精華⼤学デザイン学部建築学科に⼊学。2022 年芸術学部陶芸専攻に転学し現在 3 回⽣在籍。
⼈々が⾃由にイメージを持つ事が許される「可愛い」に興味を持つ。
そして、私の中にも,確かに存在する「可愛らしさ」を、地球上の物理の制約から逃れることが出来ない陶芸でもって追求する⽇々。⾃由なイメージを不⾃由な陶芸で制作する。想像と現実を往還する事が出来る物質をこの世に実在させることを⽬指している。
中島幹太|Nakajima Kanta
2003 年、⼤阪府⽣まれ。京都府在住。京都精華⼤学芸術学部陶芸専攻 3 回⽣在籍。
⾼校から陶芸を学び、⾃分の世界観が表現できる場所が京都精華⼤学陶芸専攻だと思い⼊学。ぼくはかっこい男になりたい。かっこいい男になるには好きな事で好きなモノをつくる。だから陶芸がしたい。
中村琴梨|Nakamura Kotori
2003 年、滋賀県⽣まれ。滋賀県在住。京都精華⼤学芸術学部洋画専攻 3 回⽣在籍。
約7年間具象的なイメージを描いていたが、具体的なイメージを⽤いることに疑問を持ち⼤学3回⽣になってから抽象画を始めた。現在、影を通じて地球と繋がりたいと思い、影の瞬間的な時間のゆらぎを蓄積する絵画を制作している。
パク・ダイン|Park Dain
1994 年、韓国ソウル⽣まれ。京都府在住。京都精華⼤学芸術学部洋画専攻 3 回⽣在籍。 韓国の⼤学でデザインを勉強後、その後に再び油絵に魅⼒を感じて⽇本留学を決定。「描く」という⾏為は私にとって単なる技術的過程ではなく、絵画の本質そのものに充実する⾏為だ。古典絵画の伝統的媒体である油絵に固執し、硬直した伝統の形式の中でどれほど⾃由に表現できるかに対する可能性を探求している。
⼭⼝玲|Yamaguchi Rei
2002 年、福井県⽣まれ。京都府在住。2021 年京都精華⼤学マンガ学部アニメーション学科⼊学。2023 年に京都精華⼤学芸術学部版画専攻に転学。現在 3 回⽣在籍。
私はカメラを⽤いて作品を制作している。「ファインダーを覗き、ボタンを押してシャッタ ーを切り、PCのモニターにてそのアングルを眺める。」という⼯程を経て作品を制作している。モニターに映る写真には、刹那が写り、わたしはそれを眺めてひとときを過ごす。「⾃分がその時何を写したいのか」「⾃分が何に惹かれているのか」を写真は教えてくれる。写真を撮ることで⾃分が作りたいモノは何なのかを知っていきたいと思う。
ユン・ジェホ |Yoon Jaeho
2001 年、韓国ソウル⽣まれ。京都府在住。京都精華⼤学芸術学部⽴体造形専攻 3 回⽣在籍。 違う⽂化圏で勉強しながら⾃分の成⻑と共に美術を勉強したいと思って⽇本留学を決定。⾃分が追求する内⾯を探求し、それを否定せず、⾃分の⼀部だということを認め、これから進む⾃分の発展を作品に盛り込んでいる。最近では⾃⾝の内⾯状態を表現するために繰り返し同じ⾏動をしなければならない「漆」を通じて、何度も磨く⾏為を繰り返し宗教的遂⾏と同じ過程を経て煩悩という⽬標に到達するように⾃⾝の限界を試験し発展するために努⼒している。
※諸般の事情により会期・時間・内容等が変更になる場合があります。
最新情報や関連イベントの申込方法などの詳細はギャラリーのWEBサイトをご確認ください。
創建から640年あまりの歴史を持つ相国寺は、時代を通じ、数々の芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。 江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして、奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙…。
中世に規範を得た相国寺文化圏の美の営みは、近世、近代、現代へと時を繋ぎ、相国寺、鹿苑寺、慈照寺が所有する美術品は相国寺境内にある承天閣美術館で公開されてきました。
本展覧会は、相国寺承天閣美術館開館40周年を機に開催するものです。 国宝・重要文化財40件以上を含む相国寺派の名品を中心に紹介し、相国寺の美の世界をみつめ、未来へ託します。
椅子を使う坐禅体験会です。
日時 : 2025年3月29日(土)11:00~12:00
会場 : 東京藝術大学美術学部中央棟2階第3講義室
定員 : 80人
参加方法 :当日10:30より、中央棟2F第3講義室前の受付にて整理券を配付します(先着80人)。
※参加無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。
※整理券は1人につき1枚お渡ししますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずグループ全員がお揃いになりましてから整理券配付の列にお並びください。
講師 高橋範子氏(相国寺学芸統括)
日時 : 2025年3月29日(土)14:00~15:30
会場 : 東京藝術大学美術学部中央棟2階第3講義室
定員 : 80人
参加方法 :当日13:00より、中央棟2F第3講義室前の受付にて整理券を配付します(先着80人)。
※参加無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。
※整理券は1人につき1枚お渡ししますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずグループ全員がお揃いになりましてから整理券配付の列にお並びください。
展覧会公式X : @shokokuji_exhn
展覧会公式Instagram : shokokuji_exhn
作家とマテリアルとの関係が具現化され、自己の精神や見えざる世界が新たなイメージとして浮かび上がる。キャンバス、パネル、紙、ビニール、写真、糸、土…。これら様々なマテリアルを通じて表現される作品は、各作家にとって、救いや執着という複雑な感情が凝縮された「愛」である。
素材、物質を愛した7人の作家が作り出す作品群—Material Love。物質が秘める力と作家が紡ぐ作品、これらは一体何を語りかけてくるだろうか。私たちは知りたい。
出品作家:荒井鈴奈、小山正、坂口静香、新谷嘉子、中村琴梨、鍋倉悠希、村田成
主催:Material Love Project
グラフィックデザイン:小手川志歩
それぞれの視点から「cycle」を表現し、作品や作家だけでなく、ギャラリー空間や来場者も取り込み、この循環が今後も続いていくという想いを込めています。
出品作家:池田慎之介、久保愛子、サイカシン、筒井夏鈴、松本玲果
主催:Mcycle実行委員会
出品作家:熱田聖子、岩井まどか、鈴木大晴、府玻杏、細田あずみ、宮城美穂子、メリンダ・ヒール、渡邉操
主催:旅するテキスタイル実行委員会