]> 東京都 展覧会 文化学園大学 2025.4.3 2025.6.21 世界のさまざまな地域の衣服を見ると、地図上では離れた地域であるにもかかわらず、文化や国を超えて形や模様が似ているものがいくつか見られます。本展では服飾博物館の所蔵品の中から約30か国の服や染織品を選び、「かたちが似てる」、「もようが似てる」に分けて紹介します。それらを互いに並べて見比べることで、似ていることに何か共通点や理由があるのか、互いの地域の影響があるのかなど、人々が衣服に込めた意味や思いを探っていきます。

]]>
東京都 展覧会 東京藝術大学 2025.3.29 2025.5.25 相国寺は、室町幕府三代将軍・足利義満(1358~1408)が永徳2年(1382)に発願し、京五山禅林の最大門派であった夢窓派の祖・夢窓疎石(1275~1351)を勧請開山に迎え、高弟の春屋妙葩(1311~1388)を実質的な開山とし創建された禅宗の古刹です。今も京都の地、御所の北側にその大寺の姿を誇り、金閣寺、銀閣寺の通称で名高い鹿苑寺、慈照寺を擁する臨済宗相国寺派の大本山です。

創建から640年あまりの歴史を持つ相国寺は、時代を通じ、数々の芸術家を育て、名作の誕生を導いてきました。室町幕府の御用絵師とされる相国寺の画僧・如拙と周文。室町水墨画の巨匠と称される雪舟。 江戸時代の相国寺文化に深く関わった狩野探幽。そして、奇想の画家・伊藤若冲、原在中、円山応挙…。
中世に規範を得た相国寺文化圏の美の営みは、近世、近代、現代へと時を繋ぎ、相国寺、鹿苑寺、慈照寺が所有する美術品は相国寺境内にある承天閣美術館で公開されてきました。

本展覧会は、相国寺承天閣美術館開館40周年を機に開催するものです。 国宝・重要文化財40件以上を含む相国寺派の名品を中心に紹介し、相国寺の美の世界をみつめ、未来へ託します。

 

開幕記念椅子坐禅会

椅子を使う坐禅体験会です。
日時 : 2025年3月29日(土)11:00~12:00
会場 : 東京藝術大学美術学部中央棟2階第3講義室
定員 : 80人
参加方法 :当日10:30より、中央棟2F第3講義室前の受付にて整理券を配付します(先着80人)。
※参加無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。
※整理券は1人につき1枚お渡ししますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずグループ全員がお揃いになりましてから整理券配付の列にお並びください。

開幕記念講演会 「相国寺文化圏―法を嗣ぐ、美を繋ぐ」

講師 高橋範子氏(相国寺学芸統括)
日時 : 2025年3月29日(土)14:00~15:30
会場 : 東京藝術大学美術学部中央棟2階第3講義室
定員 : 80人
参加方法 :当日13:00より、中央棟2F第3講義室前の受付にて整理券を配付します(先着80人)。
※参加無料。ただし、本展の観覧券(半券可)が必要です。
※整理券は1人につき1枚お渡ししますので、お連れ様がいらっしゃる場合は必ずグループ全員がお揃いになりましてから整理券配付の列にお並びください。

展覧会公式WEBサイト

展覧会公式X : @shokokuji_exhn
展覧会公式Instagram : shokokuji_exhn

]]>
東京都 展覧会 文化学園大学 2025.7.16 2025.9.20 今年は第二次世界大戦が終結してから80年の節目の年です。日清、日露戦争下の明治時代後期から昭和20年の終戦まで、約50年の間に起こった戦況や暮らしの変化は、人々の衣生活や着ることの意識を大きく変えていきました。
本展では、戦勝への期待の中で作られた着物、物資不足の節約生活の中で着られたもんぺや国民服、同時期の欧米のドレスやファッション誌、被服協會が調査のために収集したアジア各地の民族衣装などを展示し、戦争が衣服や人々の生活に及ぼした影響を考えます。また終戦後の装いや、平和へのメッセージが込められた衣服なども紹介します。

]]>
京都府 展覧会 京都精華大学 2025.6.6 2025.6.14 テキスタイル・染織は、長い歴史の中で多くの技法が生まれ継承されてきました。特に日本では気候や文化に培われた世界でも比類のない独自の染織技法が展開され、今なお新しい染織の世界が創造されています。
本展は、京都精華大学テキスタイルで多彩な伝統技法を学び、自身の世界を開拓してきた8人がEight Sceneriesと題して、それぞれの世界観で独自の風景や物語を表現します。作品世界を「旅」するように回遊し、視覚だけでなく触覚や没入感覚でも、作品の空気と温度に触れることができます。
植物染料で伝統工芸を新たな表現に昇華させたもの、繊維素材による造形で現代美術の領域に進出したものまで、「テキスタイル—染織」のもつ革新的魅力と可能性を感じていただける作品展です。

出品作家:熱田聖子、岩井まどか、鈴木大晴、府玻杏、細田あずみ、宮城美穂子、メリンダ・ヒール、渡邉操
主催:旅するテキスタイル実行委員会

]]>
愛知県 展覧会 名古屋芸術大学 2025.5.30 2025.6.10
この度、名古屋芸術大学 Art & Design Centerは「Milano Salone Project 2025」を開催します。

2025年4月上旬、イタリアミラノにて開催された国際的な家具見本市 Milano Salone (ミラノサローネ)は世界最大規模として知られ、世界各国のインテリアブランド、メーカーがその年のトレンドとなる新作を発表します。中でも若手デザイナーの登竜門として知られるサテライトエキシビション Milano Salone Satellite 2025に本学の大学院生が審査を通過し出展しました。この度、出展にあたりプロジェクトに参加した4名の学生による準備をはじめ、現地での設営、視察、出展作品を交えた報告展覧会を開催します。コロナ禍を経て、最大の賑わいとも言われる現地ミラノの様子を学生の奮闘も含め、国内では味わい難い現地の空気感を少しでもお伝えできるよう学生自ら工夫し展示しております。
どうぞご高覧ください。

 

Art & Design Center協力企画展 Milano Salone Project 2025

 

 

 

!ワークショップ!
もこもこストラップを作ろう!
6/5(木), 6/6(金) 16:30 ー 18:00

◎プロジェクトメンバー
杉浦 泰偲|大学院デザイン研究科3Dデザイン スペースデザインコース2年
小泉 友理恵・田中 遥乃・藤居 航|デザイン領域 スペースデザインコース4年
坂田 樹|デザイン領域 スペースデザインコース助手
服部 隼弥・西岡 毅|デザイン領域 スペースデザインコース講師

◎アクセス
名古屋芸術大学 Art & Design Center West
〒481-8535 愛知県北名古屋市徳重西沼65
名鉄犬山線「徳重・名古屋芸術大駅」下車、西へ徒歩13分

企画|服部 隼弥(デザイン領域 スペースデザイン講師)・Worldea2024
協力|名古屋芸術大学 Art & Design Center
問合せ|名古屋芸術大学 Art & Design Center West
愛知県北名古屋市徳重西沼65
Tel 0568-24-0325(代表)/0568-24-2897(直通)
Mail adc@nua.ac.jp

 

]]>
京都府 その他 京都精華大学 2025.6.27 2025.8.3 【概要】陶芸家 石黒宗麿の家は、八瀬の端っこにある。石黒さんは、よく縁側に腰を下ろし、庭を見ながら思索に耽っていたという。ここからどんな景色を見ていたのだろう。正面には比叡山の山並み、庭では妻のとうさんが菜園をし、犬たちが駆け回っている。季節ごとに梅や桜、柿、椿が色づき、鳥たちがさえずる。麓の街道に目を向けると、大八車を引く人々や柴を担いだ女性たちが行き交う。
石黒さんのスケッチブックには、そんな八瀬の景色が何枚も描かれている。けれど、その膨大なスケッチを見ていると、八瀬という土地の風土や風習を描きながらも、ここではないどこかの景色を描いているようにも思えてくる。というのも、スケッチの多くは景色を写生したものではなく、皿や壺に合わせた図案へと展開されているからだ。石黒さんは、山あいの八瀬での暮らしを描き留めることで、どこでもない世界を描き出そうとしたのかもしれない。
とはいえ、残されたスケッチを眺めているだけでは、どうして石黒さんがそれらの景色を描いたのかが分からない。そこで、学内外の作家や研究者に声を掛け、石黒さんが暮らした「八瀬陶窯」でしばらく時間を過ごすことにした。家屋や庭の掃除をしたり、縁側に座って地元の方から話を聞いていると、ふいにそのスケッチが描かれた背景が見えてくる。そうやって石黒さんとの対話を重ねていると、いま、ここから見える世界を描いてみたくなってきた。本展では、石黒さんのスケッチをはじめ、陶芸・建築・庭景・集古・玩具という5つのチームが描き出したスケッチたちをお見せしていく。

【参加作家】芸チーム :木村隆(釉薬研究)、田中大輝(陶芸家)、中村裕太(美術家)|建築チーム:惠谷浩子(風景学)、諏佐遙也(模型製作)、本橋仁(建築史家)|庭景チーム:石川知海(御庭植治)、山本麻紀子(アーティスト)|集古チーム:菊地暁(民俗学)、松元悠(版画家・美術家)、麥生田兵吾(写真家)|玩具チーム:尾崎織女(日本玩具博物館学芸員)、軸原ヨウスケ(デザイナー・玩具工芸社)、長友真昭(玩具作家・玩具工芸社)、山名伸生(玩具蒐集家)

【主催】京都精華大学  【助成】公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団

【協力】射水市新湊博物館、京都市左京区役所八瀬出張所、日本玩具博物館、路上観察学会40周年記念事業「路上観察よ いつまでも」

【企画】京都精華大学伝統産業イノベーションセンター、京都精華大学ギャラリーTerra-S

【マンガ】谷本研  【テキスト】中村裕太  【デザイン】仲村健太郎(Studio Kentaro Nakamura)

 

【関連イベント】

オープニングトーク
日時:6月27日(金)18:30–19:30
会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
*申込み不要・無料

なかよしトーク|ビヨンド・ザ・『アウト・オブ・民藝』
ひとびとが日々の暮らしの中から作り上げた民具・民藝・郷土玩具といったモノをめぐって、アートとガクモンのアプローチには、どのような違いがあり、どのような分担や協力が可能なのか?
軸原ヨウスケと中村裕太によるリサーチプロジェクト『アウト・オブ・民藝』から今回の「スケッチーズ」に至る経緯を紹介し、アートとガクモンの理想的距離感を考えます。

日時:7月11日(金)19:00–(18:30開場)
会場:京都精華大学明窓館4F
登壇:軸原ヨウスケ+中村裕太
コメンテーター:角南聡一郎(神奈川大学)
司会:菊地暁定員:60名
共同主催:京都民俗学会
*申込み不要・無料

手仕事の学校1|八瀬の民俗・民家・風景・路上観察
民家や風景、路上から八瀬をみつめるトーク&ワークショップ。民家にみる習慣とものづくり文化や、景観にみる地域の風土についてお話します。
またゲストに林丈二氏をお迎えし、一緒に八瀬を歩くことで、路上に隠れたものの面白さを探っていきます

日時:7月12日(土)13:00–17:00
会場:八瀬陶窯
定員:20名
*要申込み・先着順・無料

トーク1「八瀬の民俗と民家(今和次郎、西山夘三、路上観察、瀝青会)」菊地暁(1時間)
トーク2「八瀬陶窯と八瀬の景観」惠谷浩子(1時間)
ワークショップ「八瀬の路上観察」林丈二(路上観察学会、イラストレーター、エッセイスト)(2時間)
ファシリテーター:本橋仁

>>申込みフォーム:手仕事の学校1
https://forms.gle/RuALYieeL7QoXGtY9

手仕事の学校2|八瀬陶窯の庭・玩具のデザイン
トーク1では、八瀬陶窯の庭の植生を観察し、庭に向けられた石黒さんのまなざしを探ります。トーク2では、かつて八瀬周辺で作られていた麦藁人形や、土人形の源流である伏見人形のデザインについてお話します。ワークショップでは、麦藁と和紙を用いて八瀬の麦藁人形を作ります。

日時:7月13日(日)13:00–17:00
会場:八瀬陶窯
定員:20名
*要申込み・先着順・無料

トーク1「石黒さんのスケッチと庭」山本麻紀子+石川知海(1時間)
トーク2「玩具工芸とデザイン(八瀬の麦藁人形・伏見人形)」軸原ヨウスケ+長友真昭(1時間)
ワークショップ「八瀬の麦藁人形を作る」尾崎織女  (2時間)
ファシリテーター:米原有二

>>申込みフォーム:手仕事の学校2
https://forms.gle/Nv2Vpbym7tmNcD5K6

ギャラリートーク
日時:7月26日(土)14:00–14:30
会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
*申込み不要・無料

]]>