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第70回 藝大オペラ定期公演「フィガロの結婚」 

第70回 藝大オペラ定期公演「フィガロの結婚」 

2024.10.5 2024.10.6

東京藝術大学奏楽堂(大学構内)

詳細はこちら

イベント情報

日時:2024年10月5日(土)・6日(日) 14:00開演(13:15開場)
料金:全席指定 S席6,000円、バルコニー席5,000円
※就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮いただいております。

アクセス:〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
■JR 上野駅(公園口)・鶯谷駅(南口)
■東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
■京成線京成上野駅
■東京メトロ日比谷線・銀座線 上野駅より徒歩15分

お問い合わせ:東京藝術大学演奏藝術センター 050-5525-2300

第70回 藝大オペラ定期公演「フィガロの結婚」

「藝大オペラ定期公演」は今年で70回を迎えます。多くの方の厚いご理解とご支援をいただき、1956年に開催した第1回公演G.ヴェルディの《椿姫》から現在に至っております。今年も皆様への深い感謝と共に、コロナ禍による制約を乗り越えて今成し得る限りのものを皆様にお届けいたします。
今秋、藝大奏楽堂にて奏でられる演目は、モーツァルト作曲《フィガロの結婚》です。藝大オペラでは第63回以降久しぶりの上演となる今作品は、フィガロとスザンナの結婚をめぐる1日を、個性豊かなソリストたちによって描いたドタバタ喜劇となります。当時の貴族を痛烈に風刺したダ・ポンテの物語を、モーツァルトの豊かな音楽と併せてどうぞお楽しみください。

東京藝術大学大学院音楽研究科オペラ専攻

W.A.モーツァルト フィガロの結婚
台本/L.ダ・ポンテ
全4幕 イタリア語上演・字幕付き

指揮/現田 茂夫
演出/久恒 秀典

◆第1日 2024年10月5日(土)
Cast
アルマヴィーヴァ伯爵:藤田 魁人
伯爵夫人:影山 亜由子
スザンナ:八木 麻友子
フィガロ:佐藤 克彦
ケルビーノ:髙橋 杏奈
マルチェッリーナ:倉林 かのん
バルトロ/アントニオ:髙崎 翔平
バジリオ/ドン・クルツィオ:糸賀 修平
バルバリーナ:横森 由有
花娘1:醍醐 佑海
花娘2:村越 桜

◆第2日 2024年10月6日(日)
Cast
アルマヴィーヴァ伯爵:須田 龍乃
伯爵夫人:北見 エリナ
スザンナ:梅澤 奈穂
フィガロ:石本 高雅
ケルビーノ:水野 菜津子
マルチェッリーナ:富岡 明子
バルトロ/アントニオ:清水 宏樹
バジリオ/ドン・クルツィオ:新海 康仁
バルバリーナ:白川 憂里亜
花娘1:伊藤 心菜
花娘2:前田 梨緒

合唱:東京藝術大学音楽学部声楽科オペラ実習Ⅰ履修生
管弦楽:藝大フィルハーモニア管弦楽団

◆STAFF
♢美術 黒沢 みち ♢照明 稲葉 直人((株) A.S.G)♢衣裳 西原 梨恵 ♢振付 市瀬 陽子
♢音響・収録 東京藝術大学音響研究室 ♢舞台監督 伊藤 潤((株)ザ・スタッフ)
♢演出助手 小野寺 東子 ♢字幕 本谷 麻子 ♢合唱指揮 小﨑 雅弘
♢副指揮 佐藤 宏充 ♢コーチ 江澤 隆行 平塚 洋子 山口 佳代(チェンバロ)
♢コレペティートル 三ツ石 潤司 ♢原語指導 E.アリエンティ

◆STORY

18世紀の後半、セビリャ近郊の領主アルマヴィーヴァ伯爵邸での一日の出来事。
第一幕 伯爵邸の一室
早朝。小間使いのスザンナとの結婚を今夕に控えたフィガロは、主人である伯爵がスザンナを自分のものにしようとしていることを知り、彼女を守る決意をする。フィガロとの結婚を夢見る女中頭のマルチェッリーナ、恋に恋をする思春期のケルビーノ、スザンナに言い寄る伯爵らが次々と現れ、場は混乱。ついに伯爵は、自由奔放に振る舞うケルビーノに罰として軍隊行きを命じる。
第二幕 伯爵夫人の部屋
伯爵夫人ロジーナは夫の愛が冷めたことを嘆く。伯爵を懲らしめるため、フィガロは女装させたケルビーノと伯爵とを密会させ、その現場を夫人が取り押さえる、という計画を思いつく。これなら伯爵の邪悪な心を押さえ込み、スザンナとの結婚も無事執り行われるはずだと自信満々のフィガロ。だが、ケルビーノの女装の最中にまさかの伯爵の登場。事態は最悪な状況へ…。
第三幕 大広間
伯爵夫人はフィガロの計画を変更し、自らスザンナに変装して伯爵と密会することを決断する。一方フィガロは借金裁判に負け、マルチェッリーナとの結婚が避けられない状況に、と誰もが思った瞬間、予想外の展開が。やがて結婚式が始まり、厳かな踊りの中、スザンナは夫人の言いつけ通り密会の場所を書き記した手紙を伯爵にそっと手渡す。
第四幕 伯爵邸の夜の庭園
伯爵が受け取った手紙がスザンナからのものだと知ったフィガロは、愕然とする。彼はスザンナに裏切られたと思い込み、仕返しをするため密会の場所に隠れる。そこに衣裳を取り替えたスザンナと伯爵夫人が現れ、女たちの一世一代の芝居が幕を開ける。はてさて、この長い1日はどのような幕切れとなることやら…。