日程:令和4年12月15日(木)
講師:酒匂克之(東京造形大学)、石賀直之(東京造形大学)
受講者数:25名(定員15名)
「場の発想、場の変容、場の創出」考え方がわかる!
場所や空間を生かした高学年の造形遊びの指導とICTの活用
自分自身を取り囲む環境とは一体どのようなものか、造形的な視点での「場の意味」とその価値に気づくための考え方、環境を生かした造形活動を通して学べることやその学習の流れについて、事例を見ながら理解していった。その後、小グループを作り学内に展示してある環境を生かした作品について鑑賞しながら見て周り、自分たちが活動する場所を選定していった。
観賞後、30mの赤い紐を使って場所の意味を変える造形活動を行った。実際の活動を通して、活動の過程で生まれる発想や、考えや思いの方向性の再検討といった高学年の造形遊びに見られる学習のあり方について、講師と対話をしながらさらに理解を深めていった。
対話にはICTの活用としてSlackを用い、タブレット上でやりとりをしていった。最後に本活動と学習指導要領の関連について講義を受け、受講者同士のグループディスカッションにおいて高学年の造形遊びの具体的な題材のあり方について議論した。
時間 | 内容 | 研修形態(方法) |
9:30〜11:45 | 開講式、全体研修、理論研修(教科別:文化庁による進行) | オンライン |
13:00~13:40 | 場の概念や場の気付き方、場の変容の意味や価値、環境を生かした 造形活動におけるICTの具体的な活用方法について理解する。 |
参集 |
13:40~14:30 | 学内の様々な環境を生かした作品の鑑賞と活動する場所の選定 | 参集 |
14:30~15:30 | それぞれの場所で制作する。活動の様子はSlackで随時やりとりをする。 | 参集 |
14:30~15:30 | 本活動の学習指導要領との関連について理解し、どのような導入、 題材名が考えられるかグループで討議し、発表する。 |
参集 |
16:20~16:40 | 全体講評(教科別:文化庁による進行) | オンライン |