日程:令和5年2月13日(月)
講師:中林鉄太郎(東京造形大学)、山田 猛(東京造形大学)
受講者数:16名(定員20名)
言語活動からイメージや形へ:
デザイン的思考プロセスの深化
● レクチャー 1: 「言語活動を通した発想から構想へ」(インダストリアルデザイン専攻:中林教授)
配布資料及びスライドや動画提示によるレクチャー
● 演習 1: 言語活動から発想へ 「問いからコトバを作成する」
講師が用意したグループごとに違う課題のための短文と条件のカードを引き、それぞれのメンバーで課題の問いから、付箋書き込みやブレーンストーミングを繰り返し、コトバを生み出していきながら発想を広げる。
*課題 一例 (機能性とコトバ)水平面または垂直面に安定して設置できる
● 演習 2: 発想から構想へのプロセス「コトバからイメージを構想」
コトバのイメージを組み合わせながら、短文を作ることで課題の構想を練っていく。広げた発想を収束する。完成した短文は、グループごとに発表し合い、全体で共有。
● 演習 3: 発想から構想のバランス・学習評価「イメージからカタチを発見」
収束したコトバから、さらに発想を広げつつ各々がカタチを生んでいく。それらを基にしつつ試行錯誤や議論を繰り返しつつ、課題のカタチを練り上げていく。
● グループごとの発表/まとめ
配布資料及びスライドや動画提示によるレクチャー
● レクチャー 2: 言語活動・発想や構想の教育現場への応用(教職課程:山田)
● 演習 4: 発想から構想へのプロセス 右脳と左脳の往還と、
コトバによるスパイラル的発想・構想の高まりへ誘うために
学校現場で、生徒たちに右脳と左脳の往還を促すための工夫、言語活動・発想や構想を活性化する揺さぶりのかけ方等を、グループ別に討議し共有する。
参加者は、グループに分かれ活発な議論を交わしながら、全国各地から参集した各々の中・高・特別支援や教育行政等の現場の違いを共有しながら、前半部分は美大生のインダストリアルデザイン専攻の受け、普段の学校現場とは違う非日常感を味わいながら、学生に戻った感覚で積極的にコミュニケーションをとりながら、言葉からイメージを生み出し、後半はその経験を活かしつつ現場に落とし込む右脳と左脳の往還を促すための揺さぶりをかける工夫について活発な意見交換が行えていた。
時間 | 内容 | 研修形態(方法) |
9:30〜11:45 | 開講式、全体研修、理論研修(教科別:文化庁による進行) | オンライン |
13:00〜13:05 | オリエンテーション等 | 参集 |
13:05〜13:35 | レクチャー① 言語活動を通した発想から構想へ | 参集 |
13:35〜13:55 | 演習① 言語活動から発想へ | 参集 |
13:55〜14:15 | 演習② 発想から構想へのプロセス | 参集 |
14:15〜14:30 | 演習③ 発想から構想のバランス・学習評価 | 参集 |
14:30〜14:45 | レクチャー② 言語活動・発想や構想の教育現場への応用 | 参集 |
14:45〜15:40 | 演習④ 発想から構想へのプロセス 右脳と左脳の往還 | 参集 |
15:40~16:00 | 全体共有 | 参集 |
16:20~16:40 | 全体講評(教科別:文化庁による進行) | オンライン |