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令和6年度 全国研修会レポート [テーマ別実践研修]
中学校音楽科・高等学校芸術科(音楽)[中高音5]:実施担当 沖縄県立芸術大学

研修概要

日程:令和6年12月10日(火)
講師:山内昌也・仲嶺伸吾・新垣俊道(沖縄県立芸術大学)
受講者数:7名(定員 20名)

テーマ

沖縄の伝統音楽の楽しみ方・考え方
~歌三線から沖縄の伝統音楽の魅力を探る~

研修会の内容

沖縄県立芸術大学音楽学部では今年度初めて全国研修会に参加し、テーマ「沖縄の伝統音楽の楽しみ方・考え方〜歌三線から沖縄の伝統音楽の魅力を探る〜」と題し、琉球芸能専攻琉球古典音楽コースにて開講いたしました。
参加7名の先生方は全て県外からの参加者で、首里城の麓にある本学で休憩時間や来学前に首里城公園を散策された方もいたようです。
沖縄の伝統音楽(琉球古典音楽)は、琉球王国時代首里城で構築された宮廷音楽であり、午前の講義では「まさにこの地(首里)で沖縄の伝統音楽(琉球古典音楽)は誕生し、継承・発展していったのです。」と紹介いたしました。
午後は実技研修として3つのグループに別れ、それぞれの講師陣にて三線の持ち方、楽譜(工工四(くんくんしー))の読み方を含む練習曲の指導を行いました。
今回は沖縄民謡「てぃんさぐの花」(てぃんさぐぬはな)「安波節」(あはぶし)を中心に、琉球古典音楽「かぎやで風節」(かじゃでぃふうぶし)に取り組むクラスもありました。
その後、成果発表会と講師陣による琉球古典音楽独唱の鑑賞会を実施しました。
研修会で習得した技術を、ぜひ生徒にも披露し、沖縄独自の音楽への魅力について伝えてほしいと呼びかけました。

研修会を終えて参加者、教科調査官、講師陣にて記念撮影

実施スケジュール

時間 内容 研修形態(方法)
9:00~9:30 受付
9:30〜10:45 開講式・理論研修 教科調査員による講義
10:45~11:00 休憩 山内・仲嶺・新垣による講義
11:00~12:00 テーマ別実践研修「1講義」
・三線の初歩的な扱い方、三線の歴史
12:00~13:00 昼食
13:00〜15:00 テーマ別実践研修「3実技研修」
・「てぃんさぐの花」「安波節」など
山内・仲嶺・新垣の3クラスに分かれて実技研修
15:00~15:15 休憩
15:15~16:30 琉球古典音楽鑑賞会及び成果発表会
「2鑑賞」「3実技研修」
山内・仲嶺・新垣による琉球古典音楽鑑賞会を行い、3クラスの成果発表を行う
16:30~17:00 全体講評・振り返り、アンケート 研修終了 教科調査官による講評