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令和5年度 伝統音楽指導者研修会レポート:実施担当 東京藝術大学

研修概要

日程:令和5年8月3日(木)~  8月4日(金)
講師:25名(東京藝術大学)
受講者数:114名(定員160名)

 

研修会の内容

本研修は、音楽を担当する教員を対象として、伝統音楽について学習指導要領の主旨を踏まえた必要な知識や技能を習得することを目的に行う。研修で学んだ知識や技能を各学校での指導に活用することにより、音楽授業における伝統音楽の指導の充実を図る。
主に以下の2つのコースに分かれて実施される。
「実技研修コース」は、実技を中心としたコースであり、受講者が、我が国の伝統音楽を授業で扱う上で必要となる知識や技能等を習得し、各地域で講師として指導・助言を行えるようになることを目的とした実技コース。学習指導要領に基づく教科調査官等による理論研修、実技研修、我が国の伝統音楽の指導に 関するグループおよび全体での協議する授業実践コース。
今年度の参加者は、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教諭及び教育委員会の指導主事等 計114名で、そのうち実技コースが65名、授業実践コースが49名であった。

(1) 実技研修コース
今年度は、箏曲(山田流)」、「箏曲(生田流)」、「尺八」、「長唄三味線」、「邦楽囃子〔大鼓、小鼓、太鼓〕」、「邦楽囃子〔笛(篠笛)〕」、「長唄」「伝統的な歌唱・筝曲(山田流)」、「伝統的な歌唱・謡曲(宝生流)」の9つのコースを開設し、実施した。
受講生は各楽器別のグループに分かれ、本学教授をはじめとする講師陣から楽器の特徴や奏法、楽譜の読み方などを学んだ。基礎的な知識や技能を踏まえたうえで、2日間にわたり課題曲に取り組み、2日目の「成果発表」にて研修の成果を奏楽堂にて発表した。他楽器との合奏もあり、受講生からは達成感を綴った感想が寄せられた。

(2)授業実践コース
本コースは学習指導要領に基づく理論や授業実践について学ぶコースであり、グループ協議を通して指導計画を作成するなどして、各地域で授業づくりに関する指導・助言を行えるようになることを目的としたものである。
今年度は「民謡」をテーマに、伝統音楽を学ぶ意義等に関する教科調査官による理論研修、民謡を題材とした授業実践の報告、森重行敏氏による日本の民謡の成り立ちに関する講義、そして民謡歌手のおもだか秋子氏による歌唱指導が行った。それらを踏まえたうえで、民謡を題材とした授業実践をテーマにグループで協議し、受講生による協議内容の発表を行った。

(3) 鑑賞研修
実技研修コースと授業実践コースに共通する内容として、1日目の最後に「鑑賞研修」を設定した。東京藝術大学の教授・講師陣により5曲が演奏された。

(4) 協議会について
参加希望者を対象に、実技コース、授業実践コースともに研修の振返りと今後の自身の講師等としての活動に向けた意見交換を行った。

 

実施スケジュール

時間 実技コース ・ 8月3日 研修形態(方法)
10:00〜10:40 開講式 参集
10:40〜11:00 休憩 参集
11:00〜12:30 実技研修 参集
12:30〜13:30 昼食 参集
13:30〜15:30 実技研修 参集
15:30〜15:50 休憩 参集
15:50〜17:00 鑑賞研修 参集

時間 実技コース ・ 8月4日 研修形態(方法)
9:20〜11:45 実技研修 参集
11:45〜13:00 昼食 参集
13:00〜15:30 演奏発表 参集
15:30〜15:50 閉会式 参集
15:50〜16:30 協議会 参集

時間 授業実践コース ・ 8月3日 研修形態(方法)
10:00〜10:40 開会式 参集
10:40〜11:00 休憩 参集
11:00〜12:30 理論研修 参集
12:30〜13:30 昼食 参集
13:30〜15:30 実技研修 参集