日程:令和6年2月15日(木)
講師:鷹野隆大・小林貴史(東京造形大学)
受講者数:4名(定員 10名)
見ることと見られること
― 自己と他者、表現と鑑賞の往還からなる自己生成 ―
1.
スライドでの作品紹介をもとに、鷹野隆大教授により写真表現における表現と
身体、ジェンダー、場所との関係性についてレクチャーを行った。
2.
参加者どうしがペアとなり、3つの異なるライティングのもとで互いのポートレイトを撮影した。
3.
撮影した写真の中から、撮影者が被写体のその人らしいと思える写真を5枚、
そして被写体の人が自分らしく思える写真を5枚それぞれ選択した。
4.
選択した5枚の写真をプリントアウトし、1番から5番まで優先順位をつけてテーブルに並べた。
撮影者と被写体がそれぞれ選んだ写真を比較しながらその違いや選択の理由などを話し合いながら、
表現と鑑賞の往還を通して主体のありようについて考察した。
5.
小林貴史教授のスライドをもとに、活動をふりかえりながら相互的なはたらきとしての表現について参加者全員で確認した。
また、主客未分の活動としてとらえたときに見えてくる自己形成のありようを日頃の授業の中でどのように認めていくかについて考えた。
時間 | 内容 | 研修形態(方法) |
9:00〜9:30 | 受付 | |
9:30〜10:45 | 開講式・理論研修 | 動画視聴/参集・対面 |
11:00〜12:00 | テーマ別実践研修(午前の部)写真表現とポートレイト | 対面 |
12:00~13:00 | 昼食・休憩 | |
13:00〜16:00 | テーマ別実践研修(午後の部)ポートレイトの撮影と鑑賞 表現と鑑賞の往還をもとにした授業づくりの検討 |
対面 |
16:10〜16:40 | 校種別講評 | 対面 |
16:40〜17:00 | 全体ふりかえり 閉講式 |
対面 |