日程:令和2年12月3日(木)
講師:皆川 嘉博(秋田公立美術大学)、アシスタント 1名
受講者数:9名(定員 10名)
彫刻素材研究:滑石の彫刻/授業への応用について
授業の初めに参加者全員で自己紹介、制作するモチーフの確認を行った。(花や動物、幾何学形体、抽象形体など様々)
その後、解説用の動画を各自で視聴し、制作の流れについて確認した。チャットにURLを貼り付けて、そこから各自でアクセスしてもらったが、接続がうまくいかない受講者もいた(再生不備1名、音声不備1名)。動画が見られなかった受講者に対しては、zoom内で補足説明をして作業に入った。
制作開始。油粘土でモチーフの形を作り、滑石に彫刻するための立体のイメージをつかんでもらう(モデリング)。
滑石にカーボン紙でモチーフの輪郭を写し、彫刻刀で掘っていく(カービング)。途中、カメラに作品を写してもらい、進捗状況を確認しながら各自で作業を進めていった。早く進んだ人は、紙やすりで水研ぎしてもらう。
石を掘る作業は結構時間がかかるため、最後の完成形まで到達した人はいなかったが、受講者の方々は作業のやり方や流れ、滑石の素材特性などをつかんでくれた様子であった。
本講座を通して、石という素材の特性をよく理解し、素材と向き合うことの大切さが伝わったと思う。
モデリングとカービング両方やってみたことで、立体イメージを掴む手段を考えるきっかけになったと感じた。
時間 | 内容 | 研修形態(方法) |
13:00〜13:15 | 自己紹介 | リアルタイム |
13:15〜13:35 | 動画「滑石に彫刻しよう」視聴 | 動画視聴 |
13:35〜14:30 | 油粘土でプランの制作(モデリング) | リアルタイム |
14:30〜14:40 | 休憩 | リアルタイム |
14:40〜15:40 | 滑石でペーパーウェイトの制作(カービング)
滑石の彫り込み、紙やすりで磨き |
リアルタイム |
15:40〜16:00 | 作品紹介と講評 | リアルタイム |